会長挨拶

ごあいさつ

2016年5月に日本経済政策学会の第13代の会長に選ばれました。日本経済政策学会は、1940年の設立以来、経済政策学の研究者が集い、学問を発展させてきた歴史と実績があります。微力ながらも、この学会の充実した活動を支え、少しでも更なる発展のために力を尽くしてまいる所存ですので、どうぞよろしくお願いいたします。

日本経済政策学会は、現在、全国大会と国際会議をそれぞれ年1回開催しています。2016年には第73回の全国大会と第15回の国際会議の開催となります。前者は原則として日本語で、後者は英語で行っており、いずれも、重要な政策課題について著名な専門家を招いたシンポジウムと、自由な研究報告の2本立てで行っております。この他、関東、中部、関西、西日本の4つの部会毎に部会大会を開催しております。また、学会誌として『経済政策ジャーナル』を2003年から、International Journal of Economic Policy Studiesを2006年から刊行しております。これも前者は主として日本語、後者は英語で刊行しています。これまで前者は第11巻第2号 後者は第10号を刊行しております。なお、2002年までは『日本経済政策学会年報』を第50号まで毎年刊行しておりました。また、優れた若手研究者を表彰する学会賞を授賞しております。

経済政策学に関する包括的な学会や学術誌は日本だけでなく世界的に見ても多くはありません。その意味で、日本経済政策学会は、アジアをはじめ世界のなかで経済政策学を研究する中核的組織として機能していくことが期待されます。こうした役割を果たすことができるよう学会のいっそうの国際化に向けて努力していきたいと考えております。

また、経済政策学は、諸国民の経済的な幸福の実現に寄与するため、経済学の理論的・実証的研究を行うことが主ですが、同時に、より良い政策を広くまた深く研究し、望ましい政策の実現を目指すには、政策の実現に向けた法学・政治学的研究や、政策の歴史・思想に関する人文学的研究、また、政策の基礎となる自然科学的研究、さらに政策実施の現状に関する実務面の研究等、幅広く諸学問の基礎から応用までも研究の射程とする必要があると考えております。経済学はもとより、諸分野において経済政策学に関心を有する皆様のご参加、ご加入を切に望んでおります。

最後になりましたが、経済政策学の発展に向けて皆様方のご支援、ご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

日本経済政策学会

会長 柳川 隆

%e5%86%99%e7%9c%9f%e3%83%bb%e6%9f%b3%e5%b7%9d%e9%9a%86%ef%bc%88%e6%97%a5%e6%9c%ac%e7%b5%8c%e6%b8%88%e6%94%bf%e7%ad%96%e5%ad%a6%e4%bc%9a%ef%bd%88%ef%bd%90%ef%bc%89